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心の平安/ヨガの本


1.心の平安/ヨガの本

①心の平安/ヨガの本「ヒマラヤ聖者とともに 偉大な霊性の師と過ごした日々」書評/感想/レビュー



心の平安/ヨガの本・・

ヒマラヤ聖者とともに 偉大な霊性の師と過ごした日々」の感想、レビューです。



この本は、アメリカやインドなど世界各国でヒマラヤの叡智を伝えたヨガ・マスター、スワミ・ラーマの自叙伝になります。

本当に賢い人の特徴(次元の超越者スワミジ―ヒマラヤ聖者の教え)では、スワミ・ラーマの弟子である、アメリカ人のジャスティン・オブライエン氏が、スワミ・ラーマと過ごした日々を本にしているわけですが。

この本「ヒマラヤ聖者とともに 偉大な霊性の師と過ごした日々」は、スワミ・ラーマ本人が書いた本となります。

本の中では、スワミ・ラーマが覚醒に至るまでの体験が語られています。

物質化、瞬間移動、病気の治癒や蘇生、天候操作、未来予知などの様々な奇跡を行うヨギや聖者たちとのエピソードをはじめ、ヨガやインド哲学やタントラの体系、霊性修養の伝統の解説、イエス・キリストが修行したと伝えられる寺院の紹介など、その内容は多岐にわたります。


<師が私の思考をコントロールすることは決してなかったが、やさしく自分の思考プロセスに気づかせるのだった>
→スワミ・ラーマと、ラーマの師との話も多くでてきます。
その中で、スワミ・ラーマの師は、思考をコントロールすることは決してせず、やさしくスワミ・ラーマに自分の思考プロセスを気づかせるよう、されたそうです。
たとえ相手が弟子であろうと{他人を巧みに操ろうとすることは不誠実}であり、そのため、そうされたのでしょうか。

インドのヨーガ修行者における弟子と師との話からは、日本に生きる私達も、親子関係において「どう、子供と接するか?どう、子供を育てていくか?どう、子供を教育していくか?」に関して、ヒントを得れることもありそうに思われました。


<人類への奉仕は聖者らの重要な役割・・・・・彼らは人々からなにも期待しない。人々に仕えることが、彼らの神の愛の表現である>
賢者とは?意味/賢者の本(あるヨギの自叙伝)でも、人類の進化の過程/謎の解明本(聖なる科学―真理の科学的解説)の著者であるスリ・ユクテスワが「なにも期待しない」というシーンがありました。

私達は、他者に対して、政府に対して、この世界に対して、また自分自身や、自分の人生に期待をしていて。
そして、その期待が裏切られたときに、イライラしたり、失望したり、となっているのかもしれません。

また、心のどこかに見返りを期待しつつ、他者に対して仕えていて(奉仕/貢献していて)。
そして、相手のために奉仕・貢献したにも関わらず見返りを得られないときに・・つまり「見返りを得られる(ハズだ!)」という期待が裏切られたときに、ストレスを溜めイライラすることになるのかもしれません。


<人生を創造的で有益なものにするのは大切なことだが、その前に自らを律し、想い、言葉、行いの統制をえることで、自らの奥深くに埋もれた潜在能力にふれるべきである>
→本の中では「想い/言葉/行い」の統制をえることに関して、何度も話が出てきます。

正しい想いをもって、正しい言葉を使い、正しい行いをする。
日々の生活の中で、常に繁栄的な原則・・{正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心}に根ざす、思考を抱き、「正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心」などに関する言葉を使い、「正直/誠実/感謝/奉仕/謙虚/良心/他者の幸せを願う心」などを行いとして具現化する。

そう「想い/言葉/行い」の統制を続ける日々を重ねることで、己の人間性や人格を、深く原理原則に根付かせる。

それが出来てから、人生を創造的で有益なものにするためのスタートを(本当の意味で)きることができる。

言うのは簡単ですが、なかなか難しいです。うーん・・。


<執着が束縛を生じる一方、愛は自由を授ける。ヨギが無執着をいうときには、無関心を教えるのではなく、いかに真に無私の心で他を愛するかを教える>
→お金、異性、名誉、肩書き、リッチな生活・・・執着心は、自分自身を束縛することになり、一方、愛は、自分自身を自由に解き放つことになるのでしょうか。

見返りを求めることなく、純粋に、(本来、同じ1つである)全ての他者を心から愛し、愛する全ての他者の幸せのために奉仕/貢献の人生を生きる・・そうすることにより、ヨギのいう無執着へと近づけるのでしょうか。


<・・考えは他人の考えだ>
→私達は、学生時代、親から先生から教科書から、たくさんのことを学びました。
しかし、それら、学んだものは全て、「自分の考え」ではなく「他人の考え」なのかもしれません。

つまり、学校の教科書の内容や、常識などを、せっせと頭に詰め込むことは、せっせと、「他人の考え」を頭に詰め込むことでもあるのかもしれません。

他人から学びつつも、いかに、自分の頭で考えるか?いかに、自分の体験から学んでいくか?

うーん。
そう考えてみれば、私の脳内にある99%の知識は「他人の考え(教科書から本から親から他者から教えられた知識)」とも言えそうです。
私の脳なのに、私の考えは、ほとんどなくて、わたしの脳の中にあるのは「他人の考え(教科書から本から親から他者から教えられた知識)」ばかりのようにも思われました。



・・多くのことが学べそうなこの本は、ヨーガなどが好き人には楽しく読むことができそうです。
本当に賢い人の特徴(次元の超越者スワミジ―ヒマラヤ聖者の教え)を読んでみて、おもしろかった場合にもお勧めできそうですね。


~注意!~
瞑想修行の章で紹介させて頂いておりますが、瞑想の具体的なやり方などは、この本の中には書かれていません。


★こんな場合にお勧め★
①体操ヨガではなく、心の平安等に関係あるヨーガ/ヨガの教えを知りたい。ヨーガ/ヨガに興味がある。
②インドやヒマラヤの聖者、賢者の話を読みたい
③ヨーガ/ヨガに関する叡智/英知を学びたい


<↓要チェック↓>


<writer 名無き仙人>


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