スポンサーリンク


お金教育と子育て方法


1.お金教育と子育て方法

①子育てとお金について考えさせられる本「となりの億万長者」書評/感想/レビュー



子育てにおける{お金教育}について考えさせられる本・・

となりの億万長者―成功を生む7つの法則」の感想/レビューです。



この本はもともと、【本物の億万長者とはどんな人間で、ふつうの人々とはどこが違うのか。アメリカの億万長者の驚くべき暮らしぶりを徹底的に取材・調査し、その分析結果から発見された、人生に成功をもたらす「ミリオネアの知恵」を明かす】という本であり、【子育てにおける{お金教育}】とは関係がなさそうな本なのですが。

個人的には、第5章「親の経済的援助」と、第6章「男女平等・家庭版」に書かれていた【子育てにおける{お金教育}】に関する情報が、とても印象に残ったのでした。

書籍によると。
お金持ちの親より、経済的な援助を与えられることによって、子供は労働意欲を失う場合があるそうなのです。

親が裕福な家庭の子供の心理は、以下のようなものなのでしょうか。
「親が金持ちだから、なにも私まで、頑張って働く必要はないよね。私が働かなくたって、親の収入で私も生きているのだから。」

そのため、お金持ちの家庭では、{子供が働かない/仕事に就かない}という悩みを抱えることもあるそうです。


私達は、「子供に苦労をさせたくない。子供に{お金がない}という惨めな思いをさせたくない。」と思い、自分は節約して質素な生活をしつつも、子供にはお金を与えることがあるのかもしれません。

しかし、そうやってお金を子供に与えれば。子供に、金銭的な援助を行えば行うほど。
子供は、親から無償で出てくる‘お金’の味をしめ、だからこそ「働いてお金を稼ぐ」ことがバカらしく思えてきて・・労働意欲がわかなくなったりも、する場合があるのかもしれません。

つまり、親が子供に与える{お金/金銭的援助}は、子供の労働意欲を阻害するものでも、あるのかもしれません。


<お金を与えれば与えるほど、受け取る側は{無償で貰えるお金}への依存度を高め、自立する機会を失われる>
世界の貧困の原因/対策/解決策(アフリカ 苦悩する大陸)にもあるとおり、アフリカの貧困国には、もう何十年もの間、世界各国から多額の{援助金}が送られていて。
しかし、それでも状況はあまり改善されていないようなのです。

貧困国は、世界各国から与えられる援助金に、どんどん依存していき、自立する機会を失っていて・・・そしてもし、頑張って経済発展してしまえば、今まで貰えていた{金銭的援助}が手に入らなくなる・・

無償で与える{お金/金銭的援助}は、相手を依存へと陥れ、自立する機会を奪い・・・相手の発展意欲、労働意欲を阻害するものでも、あるのかもしれません。
つまり、{お金を無償で与え続ける}という行為は、根本的な問題の解決には繋がらない場合もあるのかもしれません。


~魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教える~


もし、私達が「子供に苦労をさせたくない。子供に{お金がない}という惨めな思いをさせたくない。」と思い、子供に{お金/金銭的援助}を与え続けるならば。
子供は、親から与えられる{お金/金銭的援助}に、どんどん依存していき、経済的にも精神的にも自立する機会を失っていて・・・そしてもし、頑張って経済的に自立してしまえば、今まで親から貰えていた{お金/金銭的援助}が手に入らなくなる・・

無償で与える{お金/金銭的援助}は、経済的にも精神的にも子供を依存へと陥れ、自立する機会を奪い・・・子供の自立する意欲、労働意欲を阻害するものでも、あるのかもしれません。
つまり、{お金を無償で与え続ける}という行為は、長期的には、子供の幸せに繋がらない場合もあるのかもしれません。


子供はとても可愛いから、私達は子供を手放したくない深層心理も、もっていて。
だから子供に対し、自立を望みつつも、心のどこかで「子供達が自立して、私達(親)のもとを離れていくのが寂しい」とも感じていて。

だから、子供を手元に置いておきたい深層心理より、子供に{お金/金銭的援助}を与え、子供を【親への依存状態】のままにしておき、子供が年齢的には大人になっているのに、それでも依存状態にある子供をコントロールし続けようと、してしまう場合もあるのかもしれません。


親から無償で貰える{お金/金銭的援助}により自立する機会/タイミングを失い、年齢的には経済的にも精神的にも自立しなければならない歳であるのに、未だ親に経済的にも精神的にも依存することになっている子供は。
心の奥深くで、自立できずにいる、依存状態の自分に対して自信がもてず・・ということもあるそうです。


~魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教える~


いつまでも無償で親から魚(お金)を与えられるから、自分で魚(お金)を捕れなかったり、自分で魚(お金)を捕る意義や意味を見出せなかったり・・する子供は、親から魚(お金)を貰えるため、とりあえず目先の魚(お金)には困らないものの、長期的には、子供自身が苦しむことになるのかもしれません。

長期的には、子供にお金を与える・・だけではなく、子供に「仕事をとおして、世の中に奉仕/貢献する対価として自分でお金を稼ぐ」ということを教えることも、大切となるのかもしれません。


<↓要チェック↓>


<writer 名無き仙人>


★よく読まれている記事★
【人気】
【稼げるネット副業】高時給ランキング「トップ3」僕が解説します

【人気】初めての転職/就職活動【成功する始め方】やり方がわからない人へ




★この記事を読んでくださった方はこんな記事も読んでいます★

賢者とは?意味/賢者の本(あるヨギの自叙伝)
人生を変える本(7つの習慣―成功には原則があった! )
人生観が変わる本/書籍(「ザ・マネーゲーム」から脱出する法)
お金の本(スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン)
人間関係お勧め本(ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇)


<関連~名無き仙人の運営サイト~>
お金とは汚い?嫌い?お金の秘密(お金は感謝の具象化)